茨城・水戸の和食、懐石「とう粋庵」 ひな祭りの行事食

ひな祭りにいただく「行事食」といえば、まずはこの三つ。①「ちらし寿司」②「蛤のお吸い物」③「白酒」です。

特に「ちらし寿司」は、「長寿」を意味するエビ、「見通しが立つ」といわれるレンコン、「まめに働く」という意味がある豆を使ったちらし寿司は縁起が良く、ひな祭りの料理の定番となっています。見た目が華やかなので、女の子のお祝いごとに人気があるごちそうです。「はまぐりのお吸い物」は仲のよい夫婦の象徴とされ、ほかの貝とはつがいにならないことや対になる貝殻だけがぴったりと合うことから、「良縁」「しとやかさ」などの象徴とされています。女の子の健やかな成長と幸せを願うひな祭りならではの食事です。また、「白酒（甘酒）」 には厄除けや長寿の意味があります。とう粋庵でも、この日の特別コース料理として、女性のお客様には、〆のご飯ものとして、ちらし寿司＆蛤のお吸い物をご用意させていただきました。